ぽぬメモ!

ただのゲーム好きオヤジ

手書きのハガキ | A handwritten postcard.

郵便受けに手書きのハガキが入っていた。

ディーラーの担当者さんからだった。

9月末をもって定年退職いたします。〜ありがとうございました。

え?そんなに歳をとってる感じの人じゃ無いけど。

その担当の人はルノーや日産の古い時代のことも知っているので、これまで、いろいろと盛り上がった記憶がある。

その担当者さんの車は3世代目のルーテシアRSで、2リッターNA、200馬力の高回転型エンジンと6速のマニュアルミッションで、曲がっている最中にステアリングを切り足しても、グイグイと曲がっていく感覚や、2リッターNA時代のシビックよりも、低中速のトルク感や、体に優しい乗り心地で、個人的な名車ランキングに入っている。

ところがこの車、ボンネットが低く日本で変更された安全基準に対応できず、いきなり販売できなくなってしまった悲運な終わり方をしている。

なお、「ボンネット」はイギリス英語で、アメリカ英語だと「フード」なので、トヨタ系のメカニックさんは日本でも「フード」と読んでいる。

と、こんなうんちくはどうでも良いが、おっさんに合わせたセールストークってやっぱりあると思うし、F1観ていないセールスマンばかりになって、「この車のオススメポイントは車線からはみ出さない安全装備がついています。」とか、そんな人たちばかりになったら、もう自動車ディーラーは必要なくなってしまうかもしれない。

今年いっぱいでトゥインゴの販売も完全に終わるし、キャンバストップの魅力なんて、語れる人もいなくなってしまうんだろうな。

フィアットルノーもキャンバストップや、ミッショントラブルの修理は50万円以上かかるし、もう車を買うことは無いんだな。