例えば将棋や囲碁でなら、
相手が何を指しても次に玉を取られる状態を「詰み」と言うし、それは多く知られている。
プロなら10手先で負けることが分かるだろうし、詰んでいると判断がつくだろう。
それが分かれば、「ありません」とか「負けました」と言って終わる。
だけど、詰んでいるか詰んでいないかを理解するにも技量も経験も必要だ。
うちの仕事にも同じようなことがある。
スマホアプリなんかだとタブバーって言われる下の方にメニューがあることが多い。
そしてタブバーのための部品もある。
でもね、現在のタブバーってタブバーの部品じゃないこともあるんだ。
例えばね。タブバーって下みたいに結構カスタマイズされるんだ。
大きくなったり、変な画像が出たり、色々な印がついたり、完全にカスタマイズされるんだ。
そんなこともあるかもしれない不確定な要素があるんだ。
タブバーを作れと言われて標準のタブバーを安易に使うことが正しいことじゃないこともある。
有り物だけで作ったり、他のものを流用したりしたら、不確定要素に対応できなくなる。汗水垂らして醜態出して沢山失敗して、言われたことを間に受けるだけじゃない変態エンジニアがいないと成り立たないんだ。
だから今の契約は切ることにした。
サラリーマンに変態になれとは言わないけど、
変態が正しいことだってある。
だから聞く姿勢は持っといたほうがいい。
Stay hungry, stay foolish.