野球選手にはファンがおり、野球選手が活躍するには優れた指導者が必要ということを深く感じた。
ぽぬは、藤浪晋太郎というメジャーリーガーで8番目のスピードボールを投げるピッチャーが大好きだが、
このインスタを観たとき、監督のブランドン・ハイドに一番前でシャンパンをかける藤浪晋太郎を観て嬉しくて仕方がなかった。
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日本にいたときにこのような笑顔を観たことがない。
多くのトップアスリートと同じように藤浪晋太郎は極めて真面目な選手だ。
大阪桐蔭の野球は時代に合わせて進化していると、OBの選手たちは言っている。
社会が変わり、野球が変わる中で、かつての精神論が通用しないようになっているのは明らかだ。
たとえば、藤浪晋太郎も鉄人と呼ばれた監督に1試合で160球以上投げさせられ、選手生命が危ぶまれるほどボロボロになった。
イップス(Yips)という言葉も輸入された言葉で、日本ではそのようなことを気づく研究者も指導者もいなかった。
ぽぬの好きな指導者に新庄剛志さんという方がいるが、新庄さんは少年野球チームを指導したときに、
野球でミスをしても「すいませんと言わないほうがいい。すいませんという気持ちを無くすようにしよう」と伝えた。
そういった細かなことの1つ1つがイップスにつながると言った。
精神状態としては常にリラックスすること。とてもわかり易い言葉を選んでの野球教室だったが、理由も含めとても理にかなった言葉や体の使い方が印象的だった。
ダルビッシュ有選手は新人の頃、良くないことをして、チーム内で浮いていたとき、新庄剛志さんに、声をかけてもらったり、身だしなみや、野球以外のことも色々と教わったと語っている。
類まれな能力を持つダルビッシュ有選手を支えたのは、気さくで、何でも話してくれる先輩だった。
藤浪晋太郎選手にもようやく、類まれな能力を認めてくれる仲間が出来たんだろうと思う。
アメリカも日本も野球は終盤に差し掛かっている。
もちろん、新人監督は注目される。
新庄剛志さんは限られた選手を活かせていると思う。それどころか、ボールパークを作るという地方経済にまで影響を与えているように感じる。
ぽぬは野球を知らない。知らないから言えることとしては、今中慎二さんが監督になったら何かが変わるように思う。