アリゾナ州メサ市にあるHohokam Stadiumは、オークランドアスレチックスのスプリングキャンプの舞台だ。
ここで2月28日、世界は歴史的な野球を見ることになる。
同地区、同期、高校時代から切磋琢磨してきたShintaro FujinamiとOotani Shoheiが投げ合う。
日本人100マイルピッチャー同士の投げ合いは、単なる調整ではない。
ホームランバッターでもある2人の共通点は多い。
流暢に英語を話すFujiは指導者に恵まれず、無駄な時間を過ごした。
しかしアリゾナでのFujiにはコーチから絶賛の声が届いている。
コーチングはダメ出しではない。MLBのコーチングは選手の能力を引き出す手段だ。
アスレチックスは昨年100敗以上した。
しかしアスレチックスのファンは温かい。
ヨーロッパからROUTE66を通ってロサンジェルス、カリフォルニアを目指した時代からさまざまな人種が住む温暖なエリアは、
日本人ピッチャーにとっても良いだろう。
楽しみしかない。