ぽぬメモ!

ただのゲーム好きオヤジ

いま選ぶべきAndroid端末の考察

Android 8.0端末のバッテリーが駄目になってしまい、新しい端末を考えています。 さらに古いAndroid 4.1端末で急場をしのごうと思っていたのですが、さすがに古すぎるようです。

なぜ、Android端末が必要なの?

開発環境にFlutterという、Googleによって開発されたオープンソースのモバイルアプリケーションフレームワークを採用しているからです。 Flutterを利用すれば、AndroidiOSのアプリのクロスプラットフォームでの開発が捗ります。

iOSアプリの開発、AppStoreへの公開にはMacOSが必要ですが、Androidでの開発であれば、Windowsでも可能です。 可能ですが、実機は必要です。

Flutterの環境設定
Flutterの環境設定

環境が整うと画面のようにすべての項目にチェックが付くのですが、 最後の項目はAndroidの実機の環境に依存します。

Android端末があるならいいんじゃない?

Android端末はちょっとやっかいで、未だにAndroid 9.0端末が販売されていたりします。 Android 10では、OSの設定に合わせてダークモードへの対応なども必要になります。 モノによる感じですが、省電力モードやバッテリーの消費状況でライトモードからダークモードに 切り替わるものもあるようです。

アップデート頻度がベンダーで異なるのも懸念されます。 たとえば、フィッシング対策のため、主要なブラウザはTLS 1.2、TLS 1.3のみをサポートすることになりました。 SSL 3.0やTLS 1.1にも対応しているサイトは、最新ブラウザから表示されません。 Webサイトの証明書をTLS 1.2、TLS 1.3のみをサポートするように更新する作業は中の人が行いますが、 端末の証明書更新は、OSのアップデートなどを経由して行われます。 そのため、Android端末には、非セキュアな端末が多く存在します。

www.antiphishing.jp

www.cybertrust.co.jp

そもそもWebサイトが利用できないのでは話にならないので、 最新のアップデートが供給される面倒見のいい端末でなければ検証になりません。

つまるところ、どのAndroid端末なの?

昔はNEXUS、今ならPixelシリーズのリファレンス機が安全です。 (やっぱりそうきたか)

証明書お役立ち情報

Webサイトを開くときに警告がでるようならば、次のサイトでチェックしてみるといいと思います。 ためしに「Test your server」を選んで、 怪しげなショッピングサイトのドメインを入力したところ、TLS 1.1をサポートしていて、注意するように言われました。

www.ssllabs.com